「野良猫一座物語」~テーマ曲~
音楽:酔いどれ兄さん

上の音楽を再生しながら読むと、尚、物語を楽しむことができます(^^)

第四章・忍び寄る白い影

HOME野良猫一座物語-第一部>第四章・忍び寄る白い影
犬の嗅覚

あの温厚なナイスガイ権兵衛が牙を剥いて、怒りの表情を見せている。

どっけんとの縄張りの見回りの最中、白い影が横切って行ったのだ。
さほど大きくはない、その白い影。
それは一瞬「猫」か「うさぎ」かに見えた。

しかし、どっけんナイスガイ権兵衛も、嗅覚は抜群だ。
両者は確信した。
何処かに別の縄張りを持つ「犬」だ、と。

野良猫一座との抗争が徐々に拡大しつつある今、何ゆえ「白い影」はボスの縄張りにやって来たのか。

急ぎ、後を追ったナイスガイ権兵衛であったが、しかし、正体は解らぬまま逃してしまう。

暗雲がたちこめるように、ボスの心の中は暗くなって行った。
ボスへ

次の章へ>>
<<前の章へ

この章の出演者

ボス
-ボス-
その名の通り、誰もが尊敬する「ボス」。
子分「ナイスガイ権兵衛」が一座の罠にかかり、黙っていられる訳にはいかなかった。
続きを読む>>

ナイスガイ権兵衛
-ナイスガイ権兵衛-
2005年・秋、この田舎に辿り付いた。
いいヤツだが…名無しだった為「ナイスガイ権兵衛」と命名。
続きを読む>>

どっけん
-どっけん-
柴犬メス…しかし自分の事を人間だと信じている。
自分が一番偉いと思っているが、この抗争で成長して…。
続きを読む>>

愛しの出演者たち